桃はりんごや柑橘類のように強い果皮を持たず、ちょっとした刺激や乾燥でも傷みやすいデリケートな果物です。
そのため、「保存方法」で味や風味が大きく変わることがあります。
保存方法を工夫し、より美味しくお召し上がりください。

常温保存|追熟方法
まだ少し硬さが残っている桃は、常温で追熟させるのがおすすめです。
・風通しが良く、涼しい場所に置いてください。
・桃はとても傷つきやすいため、重ねて置かずに1個ずつ並べるようにしてください。
・エアコンや扇風機の風が直接当たらないようにしましょう。
追熟が進むと、桃の香りが強くなり、お尻のあたりをやさしく触ったときに、ほんのり柔らかさを感じるようになります。それが食べ頃のサインです。
※気温等を考慮し冷蔵便でお届けする場合がございます。
その際は、すぐにお召し上がりになりますと硬さを感じるかもしれません。
桃がまだ硬いと感じる場合は、お好みの柔らかさになるまで風通しの良い涼しいところで追熟しお召し上がりください。
なお、冷蔵から常温に戻すと、急激に熟度が増す場合がございますのでご注意ください。
7月中旬以降の品種はきめ細かい果肉で、しっかりとした歯ざわりが特徴です。
追熟を行っても柔らかくなりにくい傾向にありますのでお早めにお召し上がりください。

冷蔵保存
食べ頃の桃や、すぐに食べきれない場合は、冷蔵保存にすることで状態が保ちやすくなります。
・一つずつ新聞紙やキッチンペーパーで軽く包んで、冷蔵庫の「野菜室」で保存してください。
・野菜室は冷気が直接当たりにくく、乾燥を防ぎながら穏やかに冷やせるため、桃の保存に適しています。
冷やし過ぎると風味を感じにくくなる場合があるため、食べる30分ほど前に常温に戻しておくと、より美味しく味わえます。

完熟した桃は特にデリケートで傷みやすくなります。
保存期間が長くなるほど風味も損なわれてしまいますので、できるだけお早めにお召し上がりください。
どうぞ美味しく召し上がっていただけますように。
