スライド式アジャスターの正しい使い方|動かない・壊れたを防ぐために

ネックレスやブレスレットに使われる「スライド式アジャスター(ボール式スライドチェーン)」は、チェーンの長さを自由に調整できる便利なパーツです。しかし、使い方を誤ると「動かない」「壊れてしまった」といったトラブルが起こることも。
ポイントは、チェーンをまっすぐに伸ばした状態で、ボール部分を水平に優しくスライドさせること。
短くしたい場合はチェーンの内側へ、長くしたい場合はエンドパーツ側へ引きます。
注意したいのは「強く引かない」「角度をつけて引かない」「引き輪を持って動かさない」こと。これらは壊れる原因になりやすいので避けましょう。
また、スライドチェーンは保管時にも工夫が必要です。チェーンが絡まないよう、長く伸ばした状態で保管袋に入れたり、吊るして収納するときれいな状態を保ちやすくなります。
ボール式スライドアジャスターは、ちょっとしたコツさえつかめばとても便利で快適です。大切なジュエリーを長く愛用するためにも、正しい使い方と保管方法を覚えておくと安心です。
実際の動かし方は動画でご覧いただくと、よりイメージがつかみやすくなるかと思います。
スライド式アジャスターについてのよくあるご質問
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Q. スライドチェーンが固くて動きません。壊れているのでしょうか?
A. 多くの場合、正しい角度で操作されていないことが原因です。チェーンをまっすぐに伸ばし、ボール部分を軽く持って、水平にやさしくスライドしてください。無理な力や角度を加えると故障の原因になります。
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Q. チェーンの長さはどのように調整するのですか?
A. チェーンをまっすぐにして、ボールを指で軽くつまみます。
短くしたい場合 → チェーン内側方向へボールをスライド
長くしたい場合 → エンドパーツ側(垂れ下がっている側)へスライド
無段階で調整が可能です。
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Q. 引き輪(留め具)を持って動かしても大丈夫ですか?
A. 引き輪部分を持ってスライドさせると、チェーンや内部機構に負荷がかかり破損する恐れがあります。必ずボール付近を持って操作してください。
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Q. 一度動かなくなったものは修理できますか?
A. チェーンの構造や状態によって異なりますが、基本的にはチェーンの交換となるケースが一般的です。無理に力を加えず、先ずはご相談ください。
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Q. 保管するときに気をつけることはありますか?
A. チェーンが絡みにくくなるよう、長く伸ばした状態で保管するのが理想です。
また、スタンドなどに吊るして収納するのもおすすめです。
小袋に入れる場合は、留め具を外に出すと絡まりにくくなります。

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ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
大切なジュエリーと、より心地よい時間をお過ごしいただけますように。