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ミネラルウォーターの発祥の地「山梨県」
今では生活の一部となっているミネラルウォーターは、1929年(昭和4年)に山梨県・身延町で湧出した水を使用して発売されたが発祥です。
そして1991(平成3)年にはSUNTORYの「南アルプスの天然水」の大ヒットにより、山梨県産のミネラルウォーターが一躍、全国に知られることとなります。
現在でも、年間生産量は約158万KLと日本一を誇り、全国シェアの4割を占める一大生産地となっています。
山梨県は富士山をはじめ、南アルプスや八ヶ岳などの山々に囲まれた、火山活動や地形変動が盛んな地域です。
そのため、砂礫や火山堆積物で土壌が形成され「天然のろ過装置」の役割を担い、山岳部に降った雨や雪を清らかな水に変えていきます。
地下の帯水層は溶けだしたミネラルを豊富に含む地下水が貯えられており、これが清らかで良質な水源地を育みました。
さらに、県土の約8割を森林が占める森林県でもあります。
森林は水を蓄え、雨水を吸収し地下水脈を形成し、川や湧水の源となることで豊かな水源地を支えています。
山梨県は環境省が制定する「名水百選」に7箇所も選ばれています。
名水百選は、その地域の水質や水源地の美しさ、湧出量、地域社会への影響などが総合的に評価され選定されます。
そのため選定地域は、地域の人々の努力により豊かな自然環境や水源地を守る取り組みも盛んに行われています。
山梨県は、南アルプス、八ヶ岳、富士山などの山々に囲まれています。これらの山々は豊富な雪解け水や雨水を含んでおり、地下水としてゆっくりと地層を通って濾過され、清らかなミネラルウォーターとなります。
山梨の水は、自然に岩石や土壌を通過する過程で、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを豊富に含むようになります。これにより、健康に良い成分をバランスよく含んだ水が得られます。